埼玉県民の一言物申す

埼玉県に住んでる、ごく普通のオジさんが、世の中に対して一言物申すブログです。

「住みたい街トップ5」の大宮は本当に住みやすい?

大宮駅

大宮駅


海がない県。
面白い観光地がない県。

こんなふうに取り上げられることも多い埼玉。

しかし、2019年に発表されたSUUMOの住みたい街ランキングの関東版では、大宮が初の4位にランクインした。

埼玉県民にとって、これは大きい快挙ではないだろうか。

そこで今回は、大宮の魅力と、本当に住みやすい街なのか自分なりに検証してみた。

ではさっそく、大宮が注目される理由から解説していこう。

 

大宮が注目されるのはなぜ?

SUUMOの住みたい街ランキングで毎年ランクインしているのは、吉祥寺や恵比寿といった都心である。

また、東京都心以外では、お洒落なイメージが根強い横浜が選ばれている。

なぜなら、交通の便が良くて、買い物にも困らないからだ。

一方大宮はというと、やはり交通の便が良い。

東京都内への通勤がしやすく、新宿まではJR埼京線の通勤快速を使えば、30分で到着する。

自宅から駅までの時間や、駅から会社までの時間を入れたとしても、新宿であれば1時間以内で到着するのではないだろうか。

これは、毎日満員電車に揺られながら、通勤や通学する人にとって、かなりポイントが高い。

また、大宮の駅前には百貨店大手の「そごう」や「マルイ」がある。

駅の中にはルミネもあるため、若い世代から高齢者まで、買い物に困らないのが特徴的だ。

これらを総合して考えると、大宮がSUUMOの住みたい街ランキング関東版で上位に君臨するのは、なんら不思議ではない。

むしろ、今まで注目されてこなかったのが不思議なくらいなのである。

さらに、大宮駅周辺では再開発が行われているのをご存知だろうか。

老朽化した建物を新しくしたり、地元の人に愛される商店街を残しながら、より過ごしやすい商業施設や住宅環境を整えたりと、とにかく居心地の良さを目指しているのが大宮なのだ。

 

子育て世代にも大宮はおすすめ?

大宮は、昼と夜で違う顔を持つ街でもある。

例えば、カラオケやゲームセンター。
飲食店が多く立ち並ぶ大宮駅東口では、夜になると昼間と比べて、治安が悪くなる傾向があるからだ。

中高生といった年頃の子供を持つ親からしたら、「大宮は子供を育てる環境として、果たして最適なのか?」と不安になるのではないだろうか。

しかし、これに関しても大々的な都市計画によって大きく変わる可能性が出てきた。

西口にあるオフィス街を東口に移転させ、今まで以上に交通の便をよくさせる「大宮駅グランドセントラルステーション化構想」を計画しているからである。

これが実現すれば、東日本の玄関口として大きな機能を果たすようになり、夜の治安も今より向上されていくだろう。

つまり、子供を育てていく上でも最適な環境が整っていくことになるのだ。

10年前は、大宮が住みたい街ランキングトップ5に選ばれることを予想できなかったように、5年後10年後の大宮は、さらに住みやすくて子供に優しい街となっている可能性が高いだろう。

 

まとめ

さいたまは、「ださいたま」なんて呼ばれることも多く、今まで多くの人から注目される機会はほとんどなかった。

しかし、今年公開されたGACKT出演の「翔んで埼玉」が大ヒットし、全国中の人から注目されるようになりつつある。

また、バラエティー番組を見ていても、埼玉県出身芸能人が、埼玉の良さを語る場面も多く見られるようになった。

今後、埼玉が全国的に注目されていく可能性は極めて高く、大宮に移り住む人も続々と増えることが予想される。

これを考えると、埼玉のイメージは飛躍的に良くなっているのをおわかりいただけるのではないだろうか。

大宮への転居を検討されている方は、ぜひ参考にしてみていただきたい。